像解析・物体認識

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運転支援や防犯システムでも活用されている最先端技術

製品検査・外観検査装置の開発を行っている「アイエスシー株式会社」では、29年にわたる映像処理の経験とノウハウを応用し、映像(画像)解析・物体認識の分野にも進出しています。これらの技術は製造現場のみならず、防犯やビジネス、さらには自動車などさまざまな分野に拡大。現在では日常生活の中にも深く浸透しています。

映像(画像)解析・物体認識の利用例

映像処理技術の進歩や高精度なセンサーの開発によって、さまざまなシーンで映像(画像)解析や物体認識が活用されています。身近なところでいえば、デジタルカメラの顔認識やGoogleなどの画像検索もその一つ。こちらでは、映像(画像)解析・物体認識を応用したシステムをご紹介します。

利用例1 ドライバーの負担を減らす「運転支援システム」

多くの市販車に搭載されている「運転支援システム」も映像(画像)解析・物体認識の応用です。車体に搭載されたカメラ(センサー)から車間距離を計測し、前車の急ブレーキを察知して自動で停止する。また、車間距離を一定に保って車速をコントロールする。これらの革新的な技術は、映像(画像)解析・物体認識なくして実現不可能でした。

さらに現在では、自動車や歩行者、路面の白線、道路の傾斜や突起といった変化まで正確に判別し、物体を認識することでより高度な制御が可能になりました。その結果、完全自動運転の車の開発も進んでいます。そう遠くない未来には、ハンドルやブレーキを操作することなく目的地に着ける日もやってくるでしょう。

利用例2 無人で監視できる「セキュリティシステム」

これまでの監視カメラは、あくまでも録画をするだけ、後から確認するためのものでした。また、確認は人間の目で行う必要もありました。しかし、映像(画像)解析・物体認識技術を応用することで、人の顔や車のナンバープレートなどを自動で認識することが可能です。

映像(画像)解析・物体認識技術はすでに多くのセキュリティシステムで実用されています。交通事故の現場映像解析では、ナンバープレートや犯人の顔まで鮮明に判別することが可能です。また、あらかじめ顔を登録しておけば、ビルに出入りする人間を判別できるので、セキュリティレベルを高めることにも役立ちます。

利用例3 ビジネスに活用できる「店舗来場者データ解析システム」

セキュリティシステムでもご説明したように、映像(画像)解析・物体認識技術を応用すれば、カメラで撮影した人の顔などを認識することができます。その技術を活かし、たとえば店舗を訪れたお客様の顔映像から性別や年齢を推測し、来場者の統計データを収集することも可能です。

さらに店舗内での導線も数値化できるため、たとえば「生鮮品コーナーをお客様が多く通った」「日用品コーナーにはあまりお客様が滞在しなかった」などの情報から、店舗レイアウトを検討することもできます。このように映像(画像)解析・物体認識技術を利用すれば、ビジネスチャンスも広がります。

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